「ののさま」に手を合わせることを通して、自分のいのち、そしてそれを支えてくれるすべてのいのちに感謝をすることを子どもたちとともに学んでまいります。お互いにありのままを認め合い、支え合うことのできる仲間たちでありますように。集団生活の中で子どもたちが様々な経験を積み重ね、生きる力を育んでいけるよう、職員一同、子どもたちとしっかり向き合い寄り添ってまいりたいと思っております。
ご挨拶
認定こども園 帯広大谷短期大学附属 音更大谷幼稚園の園長を務めております、平子利恵と申します。
浄土真宗の開祖、親鸞聖人のみ教えのもと、ののさまに手を合わせることを通して、子ども達と一緒に「いのち」に向き合い、感謝の気持ちと謙虚さを忘れず、毎日を大切に過ごしていきたいと思っております。
幼稚園という集団生活の場で、子ども達一人ひとりの思いや個性を大切にし、主体性を育むことができるよう、また、お友達や先生と一緒に様々な体験をし、色々な気持ちを感じながら、これからの予測不能な変化の大きい時代を、強く逞しく生き抜くことができる、心の根っこを育てていけたらと思っております。
子ども達の笑顔があふれ、安心安全な日々を過ごせる幼稚園であり続けるよう、そして地域の皆さまにも愛される幼稚園となるよう、職員一同、力を合わせていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
保育について
「ともに生き ともに育ちあう いのちの保育」を保育理念に、明るく心豊かでたくましい子どもの育成を目指しております。礼拝、花まつり、報恩講など日々の保育の中で仏様の存在を身近に感じながら、いのちの大切さや感謝の気持ちを学びます。
廃材を利用した自由工作やままごと遊び、ブロック遊びなどでは、自由な発想と表現の広がりを楽しみます。鬼ごっこやドッヂボールなどの体を使った遊びでは、友だちと一緒に共有する喜びを味わいながら、逞しい体を作ります。
園舎の裏には、豊かな自然に囲まれた園庭が広がっています。春には青々とした芝が一面に生い茂り、高く伸びた木々は木のトンネルのように子ども達を日差しから守ってくれます。夏には水遊び、秋には落ち葉遊び、冬には雪遊びと季節ごとに自然との触れ合いを楽しみます。
ピアノの音に合わせて体を動かし、表現を楽しむリズム遊び。跳び箱や鉄棒を使った運動遊び。講師の先生に教わるプール教室やスケート教室など、年間を通して基礎となる身体作りを目指します。
各学年ごとに年に数回バスに乗っておでかけをします。歩いていくには遠い公園や、動物園や工場見学に行きます。園から更に外に踏み出て、普段はできないような体験をしたり、新たな刺激を受け視野や興味関心を広げる機会を設けています。
年長児は習字を行います。外部から講師の先生に来て頂き、最初は筆の持ち方や墨の付け方から教わり、筆で文字を書くことに挑戦します。先生の話を聞き、背筋を伸ばして集中して取り組みます。
外部から講師の先生に来て頂き、各学年ごとに英語に触れる時間が年に数回あります。英語での手遊びや、歌、体を動かして楽しみます。ハロウィンやクリスマスなど季節に合わせた海外の文化にも触れてくれています。
附属の短大の学生さんと一緒に遊んだり短大の図書館を利用させてもらったり、様々な交流を行っています。また、地域の老人ホームに伺って歌や踊りの発表をしたり、ゲームなどを通して触れ合います。月に一度はボランティアさんに来て頂き、手作りおもちゃの制作や発表会の衣装作りなどのご協力も頂いています。
建物について
  • 園舎
    豊かな自然に囲まれた園舎。
  • 保育室
    クラスのお友だちと過ごすお部屋です。
  • にこにこルーム
    畳が敷かれた保育室です。園児はもちろんのこと、未就園児さんや乳児さんも遊べるくつろぎの空間です。
  • ひだまり
    絵本を読んだり、お話ししたり、ゆったりと過ごせる空間です。
  • ののさまホール
    体を使った遊びを楽しめるホールです。礼拝や誕生会などの行事も行います。
  • ののさまホール(仏壇)
    礼拝や大切な行事などでは、いつも私たちを見守ってくださっている、ののさまに手を合わせます。
  • ボルダリング
    ボルダリングスペースがあります。
  • トイレ
    陽の光が入り、明るく清潔感のあるトイレです。
  • 園庭(グラウンド)
    一面、芝生に覆われている広々としたグラウンドで、伸びのびと遊んでいます。
  • 園庭(遊具全体)
    ブランコ、滑り台、トンネルなどの遊具があります。
  • 園庭(アスレチック)
    ターザンロープ・滑り台・ネット・揺れる橋など、子どもたちにも人気のある遊具です。
  • 園庭(スプリング遊具)
    アンパンマンとバイキンマン。年少児クラスの子どもたちのお気に入りです。
保護者様からの声
  • 前田泰孝さん
    感謝と生きる力を育む教育方針に共感。

    「すべての命に感謝することを学び、生きる力を育む」という教育方針に共感しています。感謝の気持ちを持つことの大切さを教え、子どもたちが人を支え合いながら成長してほしいと思います。

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  • 竹市由佳さん
    自由と自己肯定感を育む方針に感謝。

    園の方針として、一人一人がありのままでいいという自由と、自分は大切な存在だと思える心を養うことを大切にされていて、私たち保護者も子どもと共に学ばせていただいています。

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